雑記 2

前回から少ししか経ってないが記事を書くことにした。出張のおかげでインプットが多いからだ

特に面白いこともないが前からファンだった藤由くんと幸いにも会うことができて2回飲んだ。彼がいるならこっちに異動も悪くないかな、なんて少し考えたが俺はとにかく横着者で引っ越しが嫌いすぎるので当分は勘弁してほしい。あと単純に新しい職場の人間関係を築くのが億劫なのである。俺は変わらないものが好きだ。それが安定なのか停滞なのかは果たしてわからんが


今日で関東を去って家に帰る。日常に戻ることは安心ではあるが、約1ヶ月暮らしたホテルにも多少の愛着は湧くものである。チェックアウトを済ませホテルを出る瞬間なんか一抹の寂しさを感じた。なんとなく好きでもないが2ヶ月感だけ付き合った彼女に別れを告げた時のそれに似ていた。いやそれは罪悪感か


いつもと同じことに安心する。とにかくぼーっとして終わる日常が好きだ。小学校の頃から移動教室や催し事が死ぬほど嫌いだった。机に座って適当に話を聞いて終わる日常を愛していた。思えばあの頃から空っぽだったのかも知れない。一応好きな事にはめちゃくちゃ打ち込めたんだけれどね、、

関東最後の夜、友達を待っている間に何もすることがないので大道芸を死んだように見ていた。やたらとやたらと金を無心する彼は生きることや夢を追うのに必死なんだろうな。とかどうでもいい事を考えながら

やがて終わった後、なんだか申し訳ないような気がして、帽子の中に1000円札をありがとうございますと掠れた声でつっこんできた。上から眺めていたからロクに見えてもいなかった癖に



たまの休みに酒を煽って現実から逃避するくらいしか能動的になにかをしていない、毎日毎日時間を消費しているだけの屍のような俺と、拍手は少なくとも身の上話をし一生懸命パフォーマンスをする彼
彼のことは何も知らないが、果たして俺は彼とくらべて生きていると言えるのだろうか

そんなことを、考えた